ホワイトニングの仕組み(ボーテ式)— 歯は削らないって本当?安全性とよくある誤解をやさしく解説
ボーテ式ホワイトニングの仕組みと安全性をやさしく解説。削らずに白く、原則飲食制限なしで日常にフィットします。
はじめに:こんな疑問、ありませんか?
- 歯に悪くない? エナメルが削れたりしない?
- どうやって白くなるの? 光を当てるだけ?
- 施術後の飲食は? コーヒーはNG?
この記事では、ボーテ式ホワイトニングの“仕組み”と“安全性”を中心に、やさしく解説します。
※「オフィス/ホームの選び方」→
選び方の詳しい記事はこちら
ホワイトニングは“色そのもの”に働きかける処置
- 何が起きる? 薬剤が歯の内部の着色分子を分解し、無色透明にすることで明るく見えます。
- 歯は削る? 削りません。 表面を磨いたり溶かしたりするのではなく、色そのものにアプローチします。
- どこに効く? 効くのは天然歯のみ。被せ物・詰め物(補綴物)は色が変わりません。
当院の「ボーテ式ホワイトニング」のポイント(仕組み)
- 医療機関で使用する薬剤(過酸化水素・過酸化尿素):歯を内部から白くします。
- アパタイト配合トリートメント:施術後に表面をコーティングし、再石灰化をサポート。仕上がりと快適性に配慮。
- 飲食について:コーティングにより着色が起きにくい設計です。原則、厳しい飲食制限はありません。
※被せ物・詰め物の色は変わりません。
安全性:歯に悪くないの?
- 歯科の管理下で使う薬剤は濃度・pHを調整でき、正しく使えば安全性が高い処置です。
- 施術直後は一時的な敏感さを感じる場合がありますが、通常は数日で落ち着きます。
- 注意が必要なケース:むし歯・歯周病の未治療、重度の知覚過敏、歯のひび割れ、18歳未満、妊娠・授乳中、無カタラーゼ症など。まずは診査を行います。
よくある誤解と事実
- 光だけで白くなる? → 主役は薬剤です。光や温度は反応を後押しする役割。
- 表面を削る・溶かす? → 削りません。 色の原因分子に働きかけます。
- 被せ物も白くなる? → なりません。 色が気になる場合は再製作(再補綴)で合わせます。
- 直後は飲食禁止? → 当院のホワイトニングでは飲食制限はありません。 特に着色が気になる方には専用の歯磨き粉もご案内します。
所要時間と回数の目安
- オフィス:約60分前後。イベント前に即効性◎。
- ホーム:1日30分〜2時間。じわっと上げて長持ち。
- デュアル:初回をオフィスで上げてホームで定着。早さ×持続の良いとこ取り。
※機器・薬剤・手順により所要時間は多少異なります。
よくある質問(Q&A)
Q. 何回で白くなる?どれくらい持つ?
A. 個人差がありますが、オフィスは1回でも実感する方が多く、ホームは数週間でじわっと。持続は生活習慣とメンテで変わります。
Q. 歯やエナメルが傷むことは?
A. 正しい方法なら基本的に傷みません。 施術直後の敏感さは一時的です。
Q. 施術後はコーヒーやワインを我慢する必要がある?
A. アパタイトコーティングにより着色が起きにくい設計のため、原則として飲食制限はありません。
Q. 被せ物や詰め物は白くなる?
A. なりません。 気になる場合は、交換のタイミングや色合わせの方法をご提案します。
(関連)被せ物は白くならない場合の進め方:前回の記事もあわせてどうぞ。
まとめ:仕組みを知ると、選び方も迷わない
- 削らないホワイトニング。薬剤が色そのものに作用して明るく。
- 歯科用ホワイトニング剤×LED×アパタイトで、短時間の実感と色もちに配慮。
- 選び方の詳細は、前回のガイドへどうぞ。